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災害予防

台風や大雨からの災害予防

近年、台風や大雨など自然災害多発しています。その中でも、屋根の施工方法は大きく見直されています。

大きく見直された点は1956年から改正されていなかった屋根の建築基準法が2022年4月から改正されます。

※国土交通省 昭和46年建設省告示第109号(屋根ふき材、外装材及び屋外に面する帳壁の構造方法を定める件) PDFから引用

火災保険の適用

自然災害による屋根の罹災は火災保険が適用できる場合もあります。火災保険の保証内容に風災や雹災(ひょうさい)、雪災などが含まれているからです。対象となる災害は台風や雹(ひょう)、豪雪、雪崩などです。加入する保険やプランにより、適用条件や上限金額は違います。自然災害による屋根の損傷は保険会社に連絡し、火災保険の適用可否を確認しましょう。

最近の集中豪雨によるデータ

全国の1時間降水量(毎正時における前1時間降水量)80mm以上の年間発生回数は増加しています(統計期間1976~2020年で10年あたり3.0回の増加、信頼水準99%で統計的に有意)。
最近10年間(2011~2020年)の平均年間発生回数(約26回)は、統計期間の最初の10年間(1976~1985 年)の平均年間発生回数(約14回)と比べて約1.9倍に増加しています。
全国の日降水量400mm以上の年間日数には増加傾向が現れています(統計期間1976~2020年で10年あたり2.8日の増加、信頼水準95%で統計的に有意)。
最近10年間(2011~2020年)の平均年間日数(約16日)は、統計期間の最初の10年間(1976~1985 年)の平均年間日数(約6日)と比べて約2.7倍に増加しています。

年間雨量は約1,1倍に対し、1時間あたりの雨量や1日の雨量は増加傾向にあります。
短時間で集中的に雨が降るので、従来の雨では雨漏りを起こさなかった屋根でも、近年の集中豪雨に耐えれず雨漏りを起こすことが多くなっています。

国土交通省では、5年に一度の屋根点検、屋根の葺き替えの目安を20年としています。

災害が起こる前に点検をお勧めします。

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